PROGRAMプログラム紹介

社会科学部へのインテンシブ教育先行導入

本プログラムでは、社会科学部での授業科目の精選・統合を進めていきます。 学生のみなさんが同時に履修できる授業科目数の絞り込みを行うとともに、授業科目を週複数回実施し、特定のイシューに関連する科目を集中的に学ぶことのできる密度の濃い学修を実現します。

現状長期間の広く浅い学修(春学期)

時間割例(現状)

改革後短期集中の深い学修(春クォーター)

時間割例(改革後)

1週間で10科目をバラバラに履修するのではなく、
1週間に数科目を集中的に履修

また、授業は原則として1学期で完結します。特定のイシューを集中的に学ぶだけでなく、これまで以上にフレキシブルな学習計画をデザインすることが可能になります。

ソーシャルイノベーション・アクセラレートプログラムの概要

ソーシャルイノベーション・アクセラレートプログラムの概要

社会科学部の
3つの教育理念

インテンシブ教育を導入することで、「学際性」「臨床性」「国際性」の3つの力の育成を加速します。

学際性
多領域の知を結集した問題解決能力と社会を切り拓く社会構想力を身につける。
臨床性
理論と実践、思考と行動を往還しながら、矛盾や葛藤を自らが乗り越える主体的な自己修正力を身につける。
国際性
多様な国、言語、価値、利害関係を背景とする主体とコミュニケーションできる国際的な表現力と協働力を身につける。

“Cross-Disciplinary Approach”の早期定着

複雑化する現代課題を理解するには、1分野の学問知だけでは足りず、文理にまたがる多領域の学問知を必要とします。しかし、多領域の学問知を吸収するだけでは、それらの知をどう繋げて活用していくかがなかなか見えてこないものです。

“Cross-Disciplinary Approach”とは、そうした多領域の知を結集・連関させ、課題の問題解決を図る方法論のことです。本プログラムでは、“Cross-Disciplinary Approach”の早期定着を図ることで、学生のみなさんの学びをより深化・多面化させていきます。

評価・検証

本プログラムの実施にあたっては学生のみなさんが自己実現のために切磋琢磨し、みずからの学びをデザインする「学びのエコシステム」の構築、自己点検・自己修正手段である「学際教育ルーブリック」の開発・活用も行い、学生のみなさんの学修成果を多面的に評価していきます。

さらには本学大学総合研究センターが本事業の取組みや成果を調査・分析し、その結果をフィードバックすることでPDCAサイクルを回し、事業の質保証を確保していきます。