~開催報告~<日本航空(JAL)・早稲田大学社会科学総合学術院共催>課題解決型ワークショップ

2023.03.06

<日本航空株式会社共催>で課題解決型ワークシショップ

未来のホスピタリティを考える

本ワークショップでは、自らの学習戦略・計画の立案、課題発見や進路選択を考える機会の創出を目的として日本航空株式会社様の取り組みと社会科学部の学びを融合した課題解決型のワークショップを開催しました。

「未来のホスピタリティ」についての開催報告です。

DAY1

ワークショップの概要を講師の坂口さん・田中さんからご説明いただき、参加者・講師・メンターが それぞれの自己紹介を行い、アットホームな雰囲気でスタートしました。

また、初日に参加した学生に「学際ルーブリック」のアンケートを実施。「学際性」・「国際性」・「臨床性」について自身の現時点のステージを聞いています。

3日間のワークショップの進め方について説明を受けた後、「ホスピタリティ」についてレクチャーを受け、実際にJALで取り組んでいる内容を動画などを通して紹介していただきます。「ホスピタリティ」と「サービス」の違いを改めて考えるところから始まり、20年後の社会×JALで「未来のホスピタリティで起こせるイノベーション」について参加学生がグループディスカッションを行います。

DAY 2(グループワーク)

まずはウォーミングアップ。前回の内容を振り返り、グループワークに取り掛かります。

今回、講師の方々のご厚意により、JALの機内で出している「ノンアルコールスパークリングワイン」を試飲させていただきました!参加した学生が少しでもリラックスしてグループワークに取り組めるようにと、ここでもホスピタリティを感じながら、グループワークをスタートさせます。

その後、各チームの進捗を共有し、後半もグループワーク。

最後に進捗を共有した後、最終日のプレゼンに向けて、各チームで話をします。この日はワークショップ終了後も残って遅い時間までディスカッションするチームも居ました。

Day 3(グループ発表)

各グループ、それぞれが発表を行います。この日は自発的に早い時間に集まって発表の準備をしていたグループもありました。プレゼンの後に講師の坂口さん・田中さん・そして他グループの学生からフィードバックを受けた後、グループごとに振り返りの時間を設けました。

3日間というタイトな期間・そして限られた時間で行われたワークショップですが、参加した学生からは「楽しかった」という声や「通常の15回の授業でも開講してほしい」という声が聞かれました。

また、初日に実施した「学際ルーブリック」を最終日にも実施したところ、「学際性」・「国際性」・「臨床性」についての自分のステージが上がったと感じる学生もいました。

インテンシブ教育は、学内の授業を短期間で集中的に学ぶことにより発生する自由な時間を、学生が学際的な視点を持って学外で活動する時間に充てることができるというものですが、今回のように学内に企業の方(社会連携コーディネーター)を招聘し、社会とのつながりを感じながら参加するワークショップもソーシャルイノベーション・ラボとして十分有意義なものであると感じます。